人生黄昏時ヒカリの生活日記

60代、中古住宅、平屋、ふたり暮らし。

夫の定年に向け、夫婦で話したこと。

ようこそ。
ミニマリスト志向のヒカリです。

「定年後をどうするか?」
ここ数年、夫婦でよく話し合ってきました。

夫は、
「もう仕事はしたくない!」と投げやりになったり、
「なんで大幅減収になるんだよ!」と怒ったり、
「また就活するぞ」と意気込んだり。

『40年近く、ずっと働いてきたんですもんね。
そりゃあ、いろいろ思いはあるでしょう。
今の職場だって勤続30年余り。
私なんか1つの職場に10年以上いたことないから、固定した人間関係の中で仕事を継続してきたあなたはすごい!』
と内心思っていたので、リタイア先輩?の私としては「気持ちは揺れ動くだろうから、今決めなくてもいいんじゃない?」と応えてきました。

が、いよいよ今年、決断の時が来てしまいました。

夫婦の話しの中で考える材料となったことは以下。

・家計について
・健康状態について
・今後やりたいことについて
・60歳からの就活について
・人間関係について etc.

私の希望については内緒にしておきました。
私だって、好きなように離職させてもらったので…。

さて夫の今後の選択肢としては、
・再雇用(有期雇用契約、働き方は現在の職場と相談で決めます)
・再就職(あてはありません。一からの就活が必要です)
個人事業主(コロナ前には自宅で開業も考えていました)
・リタイア(年金受給まで、貯金の取り崩しになります)



そして出した結論は、「再雇用」で働く、でした。
ポイントは、
・どれを選んでも今より減収になること。
・夫には持病があり、無理はできないこと。
・現在居心地の悪い職場ではないこと。
・今の仕事内容はやりがいがあること。
・コミュニケーション能力に自信がないこと。
・今の勤務場所が、実家から近いこと。

今年になって仕事の引継ぎをしていく中で、安堵と同時に寂しさやモチベーションの低下等、かなり心の揺れがあったようです。
同時に実家の介護問題にも振り回されていて、プライベートの時間が大切だと痛感したそうです。

収入はさらに大幅減となりますが、「週4日勤務の再雇用」やりたい仕事がメイン、ということで、上司との話し合いも無事終えることができました。

 

結果的には私の希望通りになったので、ホッとしました。
週休が増えれば今まで出来なかったことも出来そうですし、何より身体への心配が減ります。今後の暮らしを変えるのも楽しみの1つになりました。


大切なことを決めるとき、夫婦で話し合えることに感謝です。
あと半年、定年退職のその日まで、私に出来ることがないか考えよう。


最後までお読みいただき有難うございました。
ぜひ、またどうぞ。

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