人生黄昏時ヒカリの生活日記

60代、中古住宅、平屋、ふたり暮らし。

時代が、積み重ねが、老後資金を育ててくれて。

ようこそ。
ミニマリスト志向のヒカリです。

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dareno-hikari.hatenablog.com

【目次】

 

■快適さをお金で買っていた

私の妊活が不調に終わる前から、もともと「誰かに頼れない」という意識がベースにあって、お金の大切さが身に染みてはいました。

それでも20年以上DINKSで暮らしてくると、
「家庭より仕事」、「快適な時間はお金で買う」となります。

外食もたくさんしたし、
通販で無駄買いしたし、
けっこう旅行もしたし、
おばかなギャンブルもしたし、
家には寝に帰るだけみたいな。

自己嫌悪に陥りながらも、
仕事のストレス発散と言い訳にしてましたね。

まあ自己投資にも、けっこう時間とお金使っちゃいました。
私が転職できたのは、そのおかげですけど。

■高金利の時代にコツコツと。

それでも、夫と私、各自の名義で少しは貯蓄を残せました。
金利が今よりずっと良い時代で貯めがいがあったし、
貯蓄型保険も種類が豊富でおいしかったし。
投資なんて、素人の私でも損をしない商品があったんです。

興味があるところに電話すればいろいろと教えてくれたり、
営業の人が家に来てくれて良い商品があると勧めてくれたり、
セールストークを素直に信じて解約せずにきたら、
いつの間にか「お宝保険」となっていたりで。

今の若い人たちには申し訳ないほど、
無防備なのに恵まれた時代でした。本当に。

■時代が育ててくれた老後資金

勧められるがままに、こつこつ30年積み重ねてきた年金保険のおかげで、今後10年間は個人年金が入るようになりました(夫にも勧めておけば良かった…)。

来年から64歳まで、特別支給の老齢厚生年金(夫は対象外でもらえない)受給も始まるので、今この2つが私の不労収入です。
「働かないのにお金がもらえるなんて、なんてすごいの!」と思ってしまいます。


今心から、「金利と積み重ねは威力大」と感じています。
よき時代が、積み重ねが、私の老後資金を育ててくれたんですよね…。


時代に恵まれた世代として、お金だけじゃなく、今あるものに感謝します。
そして、ミニマムで律儀に暮らしを続けられたら幸せだな、と思っているんです。

 

最後までお読みいただき有難うございました。
また、ぜひお越しくださいませ。

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