人生黄昏時ヒカリの生活日記

60代、中古住宅、平屋、ふたり暮らし。

住み替え。今なら、即断して即実行できたかな?

ようこそ。
「50代後半の焦り、あれは何だったんだろう?…」と思う、ミニマリスト志向のヒカリです。

50代後半で仕事をやめてしばらくはぼーっと休んでいましたが、落ち着いてしまうと、このままではいろいろダメな気がしてきました。

なんか、すっきりしない。
見て見ぬふりしているんじゃないか?
自分をごまかしているんじゃないか?
先は長くないぞ!なんてね。

心の中のいろいろな葛藤と向き合っていました。

それに動かされるように、まずは身の回りからと整理、断捨離。
ひたすら掃除もしましたね。
掃除はいいです、やった分だけ結果がはっきり出るので。
スッキリしました。

家計も見直して、削れるものは削り、節税する方法を学び、変更するものは変更してスリム化。予算を立てて収支をきちんとしていれば、安心して暮らしていけます。
これも、快感、って感じ。達成感ありました。

それもひと段落すると、住んでいる家について考えだして。

■中古平屋への住み替えについて

「思うような家に住み替えできたら、暮らしがもっと心地よくなるはず!」って。やるなら今でしょ!って。

 

そんな風に考えだすとムラムラと意欲がわいてきて、それからは住宅情報収集に励みだしました。
ネットで見つけては見に行くことの繰り返し。

中古住宅を買ってリフォームする、自宅は売却して支出を最小限にすると決めて、一体何十軒見たことだろう。


中古住宅には生活の残がいがありました。
住んでいた人の息遣いが聞こえるようで、途中胸が苦しくなることもありました。
情報を見つけたときは嬉しくなるけど、現地で見てがっかりしたり。
ジェットコースターのように、気分が上がり下がりするのもしんどかったな…。

 

こんなことやって大丈夫なのかなって、思いつつも。
いやいや先は長くないかもっていう、焦りからパワーへ。

 

そしてとうとうその日が来ました。

意気込んで見に行った物件が今一つで、もう住み替えはむりかな、と諦めかけた翌日の朝。
新着情報が飛び込んできました。
これいい!、と思ったら不動産会社に即電話し、1時間後に最寄り駅で待ち合わせして。
先導する車に続き、1人現地へ向かう車の中。

「えっ、えっ、ウインカー出してる。もう着いたぁ?」

車内のこの数分間、期待感MAXでした。


見ると、コンパクトな平屋でした。第一印象、なんか可愛い。
間口、駐車場、前面道路無問題。
築40年以上だから古いの当たり前、でも木造建築だから間取り変更も出来るとのこと。日当たり、風通し良好。

40年以上前に開発された閑静な住宅街。
ご近所は、ほとんど70代以上の高齢者世帯とのこと。

さっきサイトに掲載したばかりの情報だから、もちろん私が初めて見に来た人だけど、他の不動産業者や近所の人からも電話があったので、「早めに決めてください」とのことでした。

それからすぐに夫も見に行き、お互い気に入り、誰かにおさえられないうちにと即手付金払いました。そこまでの期間、たったの1週間。

 

同時進行で、住んでいた家を売ることに。
たった1人の買い手が見つかればいいと、査定なしで、こちら言い値の強気販売。
サイト掲載1週間で売約あり、不動産屋さんが設置した「売家」の看板がすぐ撤去されたのは、ご近所さんを驚かせましたっけ。


振り返ると、大胆に物事を動かせた50代後半。
言いようのない焦りが私を突き動かしたと思います。

今だったら、そんなパワーないですもんね。ほんとです。

■今しみている本

最後までお読みいただき有難うございました。
ぜひ、またどうぞ。
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